派遣の仕事を辞めたい！でもどうすればいい？退職手続きの進め方

2025/10/17投稿者：広報担当

派遣の仕事は、自分のライフスタイルに合わせて働けたり、様々な職場で経験を積めたりと多くのメリットがあります。

でも、実際に働いてみると「想像と違った」「人間関係がうまくいかない」など、辞めたくなることもありますよね。

「でも、派遣社員ってどうやって辞めるんだっけ？」

そんな疑問を抱えている方に向けて、今回は派遣の仕事を辞めたくなったときの具体的な進め方について解説します。

正社員のように、好きなタイミングで「辞めます」と伝えることはできるのでしょうか？

結論から言うと、派遣の契約期間中に自己都合で辞めることは原則できません。

派遣の仕事は、派遣スタッフ・派遣会社・就業先企業の三者間で「〇月〇日から〇月〇日まで」という契約を結んで成り立っています。この契約期間の途中で辞めてしまうと、就業先企業に大きな迷惑がかかるだけでなく、派遣会社との信頼関係にも影響してしまいます。

ただし、例外もあります。自身の体調不良や家族の介護など、やむを得ない事情で働き続けることが難しい場合は、退職が認められるケースもあります。

「辞めたい」と思ったら、すぐに退職届を出すのではなく、まずは派遣会社の担当者に相談してみましょう。

担当者は、あなたの悩みを解決するプロです。もしかしたら、退職以外の解決策が見つかるかもしれません。

例えば、以下のような相談が可能です。

・業務内容の変更：「今の業務が自分に合わない」と感じている場合、あなたのスキルや希望に合った別の業務がないか、就業先企業に交渉してくれることがあります。

・就業先の部署異動：人間関係に悩んでいる場合、部署の異動を提案してくれることもあります。

・就業時間の調整：プライベートな事情で勤務が難しくなった場合、就業時間の調整が可能か交渉してくれます。

・就業先企業の変更：就業先自体が合わないと感じている場合、契約満了後の次の就業先を一緒に探してくれます。

退職以外の選択肢を検討した上で、やはり退職するしかないと判断した場合も、まずは派遣会社の担当者に相談します。

就業先の企業に直接伝えてしまうと、派遣会社との契約や手続きがスムーズに進まず、トラブルになる可能性があります。まずは、担当者に正直な気持ちを相談してみましょう。

相談する際は、以下の点を明確にしておきましょう。

・退職したい理由

・退職したい時期

担当者から就業先企業へ退職の意思が伝えられ、その後の手続きが進められます。就業先企業との引継ぎや最終出勤日など、担当者と連携して進めていきましょう。

一般的に、退職の意思は退職希望日の1ヶ月前までに伝えるのがマナーとされています。

派遣会社との雇用契約や、就業先の企業への引継ぎなどを考慮すると、ある程度の期間が必要です。できるだけ早めに相談することで、円満な退職を目指せます。

退職するからといって、適当に仕事をするのは避けましょう。円満に退職するためには、以下のような点に気を配ることが大切です。

退職の意思を伝えたら、担当者や就業先と協力して引継ぎを進めましょう。業務内容や進捗状況をまとめた書類を作成したり、後任者への説明を丁寧に行ったりすることで、就業先に迷惑をかけずに済みます。

辞めることが決まっても、最終出勤日まで責任を持って業務に取り組みましょう。無断欠勤や遅刻などは、今後のあなたの評判にも影響します。

退職日や引継ぎの進捗状況など、担当者とこまめに連絡を取り合いましょう。不明な点があれば、遠慮なく質問して解決しておくことが重要です。

派遣の仕事を辞めることは、決してネガティブなことではありません。新しい働き方を探すチャンスであり、キャリアアップのための前向きな選択です。

「本当に辞めても大丈夫かな...」と不安に思うかもしれませんが、まずは一人で悩まずに派遣会社の担当者に相談してみることから始めてみましょう。

私たちは、あなたが次のステップに進むことを応援しています。

「派遣会社を変えて心機一転、次の仕事を探したい」

「キャリアチェンジのために、どんな仕事があるか相談したい」

そんな風に思っている方も、お気軽にご連絡ください。あなたの希望に沿ったお仕事を一緒に探します。