2023/03/17投稿者:スタッフ

人気の職種!派遣の経理のお仕事って?

女性を中心に経理は、人気のある職種のひとつです。

経験されている方も多いでしょうが、会社によって行う業務範囲も異なり、どんな仕事内容なのか、なかなか分かりづらい点もあります。

また、会計、財務といった経理と似た様な分野もあり、さらにわかりづらくしている点かもしれません。

そんな経理のお仕事内容を確認していきましょう。

 

 

経理って?

まず、経理はどんな役割かをみていきましょう。

それには、経理と近しい言葉で会計と財務を比較してみましょう。

 

1) 会計

お金や物品の出入り(利益)の記録や計算、利益を社内外に知らせるために業務をおこいます。

社内に知らせる管理会計と、外部に知らせる財務会計に分けられます。

社内向けの管理会計は、社内独自のルールに従って集計されて、経営者や従業員に伝えられます。

社外向けの財務会計は、会計法で決められたルールに則って集計され、公のものとして対外的に発表されます。

 

2) 経理

経理は、1)会計の一部の機能として、日々のお金の動きを記録する仕事を指します。

具体的には、取引ごとに伝票を起こして、目的に合わせた帳簿にまとめ、それを試算表や、財務諸表などに集計されます。

 

3) 財務

2)経理で集計したものを元に、資金繰りを調整する仕事です。資金調達や運用、事業価値評価、予算管理などを行います。

 

この様に、経理は、会計の一部として、日々のお金の流れの記録から、社内外に報告できるように集計する部分まで任されることです。

 

 

どんな仕事?

次に、具体的にどんな仕事かみていきましょう。

大きく次の5つがあります。

 

    起票

取引や出入金が生じた時に、その履歴を伝票に書き起こします。

 

    記帳

①で作成した伝票をそれぞれの目的に合わせて、帳簿にまとめます、

帳簿には「仕訳帳」「総勘定元帳」「現金出納帳」などがあり、それぞれ目的によって、記載ルールや形式が異なります。

 

    集計

②で作成した帳簿のデータを集計することで、数字で事業の状態を表します。

「試算表」や「財務諸表」など目的に応じて作成します。

 

    出納

会社の現金や預金の出し入れをする業務のことです。銀行口座や、社内の一時金で現金の出し入れを行います。これらの一つひとつが取引として、①起票に繋がります。

 

    その他

上記を補完する業務として、年末調整の書類チェック、見積書や納品書、請求書のチェックなど、取引に間違いが無いか確認します。

 

次に、具体的にどんな仕事かみていきましょう。

大きく次の5つがあります。

 

    起票

取引や出入金が生じた時に、その履歴を伝票に書き起こします。

 

    記帳

①で作成した伝票をそれぞれの目的に合わせて、帳簿にまとめます、

帳簿には「仕訳帳」「総勘定元帳」「現金出納帳」などがあり、それぞれ目的によって、記載ルールや形式が異なります。

 

    集計

②で作成した帳簿のデータを集計することで、数字で事業の状態を表します。

「試算表」や「財務諸表」など目的に応じて作成します。

 

    出納

会社の現金や預金の出し入れをする業務のことです。銀行口座や、社内の一時金で現金の出し入れを行います。これらの一つひとつが取引として、①起票に繋がります。

 

    その他

上記を補完する業務として、年末調整の書類チェック、見積書や納品書、請求書のチェックなど、取引に間違いが無いか確認します。

 

 

他の事務との違い

経理は、大きくみると事務職ですが、他にも事務と付く仕事内容があります。

主な事務との違いをみていきましょう。

 

1)一般事務

電話、来客対応、データ入力、文書作成、備品管理など、社内のさまざまな事務業務を担当します。

 

2)営業事務

営業部門の補佐として営業活動に関する事務作業をサポートします。顧客からの問い合わせ対応、受発注対応、在庫・納品管理、請求書発行などの業務を担当します。

 

3)総務事務

社会保険等の申請書類の処理、社内備品の管理、各種社内規程の作成、社内資産管理、社会保険事務、労務分野などの事務業務を担当します。

 

経理は、他の事務と違って“お金”についての業務となりますが、企業によっても対応する範囲が異なります。

求人募集の段階、または配属になった際に対応範囲は確認しましょう。

 

お仕事の魅力とは?

経理の仕事のイメージが付いてきたところで、このお仕事の魅力をみていきます。

 

1) 専門知識が身につく

最近は、データをPCに打ち込んでいくことで、帳票が出来上がる様なシステムを導入しているところが多いです。経理業務=データの入力と捉えるだけでなく、どういう仕組で帳票が計算されているのか、変更していく税制や法律はどの様なものかなど、実践を伴って専門性を高めていけるのは、とっても魅力的です。

 

2) 必要不可欠な業務

会社のお金の動きを集計できる業務内容は、会社経営では大変重要です。集計結果によって、会社の状態が数字で表され、今後どのような方向へ舵を切っていくのか、判断する大元となる資料です。それだけ、重要な業務で会社になくてはならない存在です。

 

3) これまでの経験が活かせる

出産や介護などで、一時的にブランクがあっても、これまで経験したことが活かされるお仕事です。上述のように重要でありながら、専門性もある業務なため、これまでの経験は有意義に活かされます。

 

4) 比較的早く就業できる

時期やスキルなどの状況に応じて変わる事があるので、一概に“早い”とは言えませんが、求人も比較的多いため、早く就業できるケースが見受けられます。

 

大変なことは?

魅力が沢山あるお仕事である一方、大変なこともあるのも事実です。

すべての求人で案内する様な大変なことがあるとは限りませんが、よく聞くものを挙げます。

 

1)時期によっては忙しい

特に集計する時期には、業務が立て込んで忙しくなるかもしれません。

 

2)帳簿が合わない

正確にお金の流れを扱う業務なため、実際の現金と帳簿の計算が合わなくてはなりません。合わない時に、どこが違うのか一つひとつ見返しながら確認するのは時間がかかってしまいます。

 

3) 集中力がいる

上述のように、集計時期、帳簿が合わないなど、業務が立て込だり、ミスを侵さないようにするために集中して業務に当たる必要があります。

 

4) コミュニケーションを取る

PCに向かってデータを入力する時間の割合は多くなるかもしれませんが、同じ部署、関係部署の方に確認をしたり、意外と多くの方とコミュニケーションを取る必要があります。

それだけ重要な業務ということです。

 

お仕事探しで気をつけること

経理のお仕事探しでは、どのような点に気を付けるとよいでしょうか。

 

1)仕事の範囲

上述に案内したような、仕事の範囲が決められているとは限りません。

各社の状況により、仕事の範囲が変わるケースが多いですから、面接の際に、どこまで行うのか確認することをお勧めします。

 

派遣会社でも、「総務や人事との兼任業務はあるのか」「経理は何人体制で行っているのか」などを確認してみましょう。

 

向いてる人は?

経理に向いている人の特徴について、主な点をご紹介します。

 

1)数字に苦手意識がない

経理事務の仕事はお金と密接に関わります。入力したデータからおかしな点がないかチェックをして、改善策を考えることもあります。数字の意味を考えたり、比較したりするのが好きな方は、経理事務に向いているといえるでしょう。

 

  

2)地道にコツコツと取り組める人

経理のお仕事は、日々のお金の出入金の確認や、取引ごとの記帳など、地道な作業が多くなります。この、地道な作業の積み重ねによって、会社のお金の流れを把握でき、経営の状態を明らかにすることができます。

また、小さなミスで決算などに影響することもあり得ますので、丁寧でミスの少ない作業や、見直し作業を苦にしない人に向いている職種です。

 

  

3)几帳面な性格の人

会社のお金を管理する以上、作成した帳簿と実際の残高に違いがあってはいけません。小さなミスを見逃さず、細かいことにまで気を配ることができる几帳面な性格の人は、経理に向いていると言えるでしょう。

謎解き、間違い探しなどが好きで、見つけた小さなミスや矛盾点を解消することに楽しみを感じたりするような方であれば、楽しくお仕事ができるかも知れません。

 

 

4)コミュニケーション能力が高い人

割り振られた担当は、他の部分とも関連が深く、自分のところだけで完結することは少ないです。経理内でのコミュニケーションはもちろん、他部署、取引先との連携も必要になります。

 

5)口が堅い人

経理の仕事で扱うのは「お金」に関する内部情報です。企業外部に漏れると信用問題になります。「会社の情報について社外では一切話さない」といったブレない姿勢でいることも求められるでしょう。

 

 

6)勉強好き・研究好きの人

経理の範囲にと留まらず財務や税法、普段の経済・金融の動きなどの知識を増やしたり、資格取得をすることで、業務の幅を広げていくことができるのが経理のお仕事です。そうすることで、担当分野も広がりさらに、やりがいが実感でき成長ができるでしょう。

 

 

なんか難しそうで、あたしは向かない、とお思いかもしれません。

実は、“未経験でも可“という求人もありますのでご安心してください。

最近は、会計ソフトに集計機能がついており、それにデータ入力ができれば十分なケースもあります。一般的なエクセルやPC操作ができることでOKというケースもあります。

まずは一歩を踏み出して経験を積んで欲しいです。

 

スキルアップ方法は?

1) 日商簿記検定

伝票の作成や決算などの集計には、簿記の知識は必須と言えるでしょう。

日本商工会議所の日商簿記検定で、簿記や財務諸表の知識を増やすことをお勧めします。

検定は、初級から1級までの4段階あり、会社での業務では2級レベルを目指したいと言われていますが、まずは3級取得を目指して取り組んでみましょう。

今後の転職やキャリアアップにも活かせる検定です。

 

参考:日本商工会議所

https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

 

2)ビジネス会計検定

大阪商工会議所が主催する検定で、日商簿記検定と違い、財務諸表をもとに経営に関する情報を読み解く力を養うものです。

 

受験資格は特に必要なく、経理として会計・財務の知識を学びたい会社の経営状態を読み解くスキルを身につけたいという方にお勧めです。

 

3) 給与計算実務能力検定

簿記ではないですが、経理業務で行う給与計算における社会保険の仕組み、所得税などの知識や実務遂行能力を測るための検定です。

1級と2級があり、2年ごとに更新制度がある資格となっています。

 

参考:内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会

https://fos.or.jp/

 

4)経理・財務スキル検定(FASS検定)

経済産業省が主催の検定で、経理、財務業務の標準化に取り組み2005年からスタートした比較的新しいものです。

簿記だけでなく、経理、財務の総合的な実務能力を表すことが可能です。

大手企業なども導入をしているようです。

 

参考:日本CFO協会

https://www.cfo.jp/fass/

 

 

まとめ

今回は、事務系専門職種のひとつである経理のお仕事について、仕事内容や向いている人の特徴などについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

経理は、専門知識が必要になる一方、経験を積むことで、着実なステップアップができるため、女性が長く活躍できるお仕事としても人気です。

 

さらに、安定した求人ニーズがあり、派遣のお仕事なら、アシスタントから経理職に挑戦できる未経験OKの求人もたくさんありますよ。

 

「未経験から経理のお仕事にチャレンジしたい」「自分に合った経理のお仕事を探したい」という方は、まずはお気軽にご相談くださいね。

 

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