2023/02/17投稿者:スタッフ

初めてでも安心!好印象を与える履歴書の書き方

履歴書は、”あなた”を表す一枚の書類です。

あなたを十分にアピールできるように、じっくり書きましょう。

 

 

手書き?パソコン・スマホ?

 手書きで作成するのか、パソコン・スマホで作成するのが、一概にどちらが正解、ということはありません。

まずは、応募詳細を確認して、作成方法に指定があるか、ないかを確認しましょう。

 

 〇手書きのメリット

字は人を表す”ともいいます。字をみて人柄が想像される人事担当者もいらっしゃいます。

丁寧な字で書かれたものは、印象がいいのはいうまでもないでしょう。

くれぐれも、間違った字に修正液を使って書き直す、というようなことはしないでくださいね。

 

 〇パソコン・スマホのメリット

最近は、PDFなどのファイル形式での提出を求められるケースが多いです。その際でも、すぐに対応できるメリットがあります。

一方で、使い回しができる分、自社への入社意欲をアピールするのが弱くなる可能性があります。

志望動機欄は、応募する会社に合わせた内容にその都度変えて作成することをおすすめします。

 

丁寧な字で入社意欲をアピールしたい方は手書きを、ちょっと字に自信がないという方は、パソコン・スマホで作成して、応募先に合わせてその都度志望動機を変えるのはいかがでしょうか。

 

 

フォーマット選び

フォーマットは様々あります。

まずここでは厚労省のものを一例としてリンクをはっておきます。

厚生労働省の履歴書テンプレート【PDF形式:113KB】

 

それ以外でも、特徴があるフォームもありますので、あなたのアピールしたいポイントに合致したものを選びましょう。

 

1)学歴・職歴が多い方はこちら

学歴、職務内容を詳しく記載したい方や、異動・転職が多い方は、資格、免許欄がコンパクトなこちらを利用してみはいかがでしょうか。

https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/rirekisho/template/?af=rirekisho

 

2)学歴・職歴が少ない方はこちら

社会人歴が浅い方などの第二新卒、初めての転職の方向けのフォームです。志望動機や自己PR、趣味・特技、本人希望欄などを有効活用されることをおすすめします。

 

3)資格、スキルをアピールしたい方

資格、免許・資格の特記事項欄や、志望動機、自己PR欄を活用できるフォーマットです。

 

4)入社意欲を強調したい方はこちら

志望動機や自己PRを有効活用できるフォーマットです。

 

 

各項目の書き方

① 日付

・和暦か西暦表記を統一して記入する

・日付は発送日を記入する

② 氏名

・戸籍に登録されている文字で記入する

③ 年齢

・送信時の満年齢で記入する

④ 印鑑

・まっすぐ、カスレがなく綺麗に押す

⑤ 写真

      ・スーツを着用する

・清潔感のある服装、髪型、メイクにする

・口角をいつもより上げて、目も大きく開いて撮影する

⑥ 住所

・都道府県から記載し、マンション名まで略することなく記入する

・ふりがなは、市町村までの他に読みづらいマンション名等があれば記入する

⑦ 電話番号

・連絡が付きやすい番号にすること

⑧ メールアドレス

・個人のアドレスで連絡がつくものを記入すること

⑨ 学歴

・高等学校入学から記入する

・学校名、学部、学科名は略さない

・入学、卒業の年は、履歴書全体の和暦か西暦かを統一したもので記入する

 職歴

・期間の関わらず、全ての職歴を記入する

・株式会社等を略せず、正式名称を記入する

・派遣社員の場合は、「○○(派遣会社名)より△△(派遣先企業名)に派遣」など、

派遣元と派遣先を明記します

・配属部署を記入する

・退職理由は特別な理由がない限り「一身上の都合による」と記入する

・職歴に最後は「現在に至る」で締める

⑪ 免許

  ・運転免許書、その次に仕事に関連するものを記入する

  ・資格名は正式名称で記入する

  ・正式名所の後に一文字空けて「取得」と記入する

⑫ 資格

  ・応募先にとって有益なものから記入する

⑬ 志望動機

  ・応募先の魅力を感じた部分を記入する

  ・実態を交えて、実現したことを入れてあなただけのオリジナルを作成する

⑭ 本人希望欄

  ・絶対的な条件が無い限り、「貴社の規定に従います」と書く

  ・応募職種が複数ある場合は、希望職種を記入する

 

 

雑に見えてしまうポイント

1)日付を作成日のままにしてしまう

日付は提出日にしましょう。他で使った古い日付のままでは、印象はよくありません。パソコン・スマホで作成した場合は気をつけたい点です。

 

2)写真の印刷

最近は、履歴書のフォーマットに写真のデータを貼り付けることは簡単にできます。しかし、これでは手を抜いている印象を与えかねませんので、あくまで、写真を別で印刷して履歴をに貼る様にしましょう。

 

3)「。」までしっかりと記入する

 文中、文末の句読点まで丁寧に書くことが必要です。一字一句、丁寧に書きましょう。

 

4)字の大きさ、間隔を揃える

 文字の大きさ、間隔を揃えると見やすくなります。手書きの場合ですと、段々文字が小さくなったり、大きくなったり、間隔が詰まったところ、空き過ぎたところなどないように、俯瞰しながら書きましょう。

  

5)略語、略字は使わない

住所を都道府県から書かない、株式会社を㈱とする、高等学校を高校とする、などの略するのは手を抜いている印象を受けてしまいかねないので止めましょう。

 

6)印刷が途切れている

ファイル上では見えていても、印刷すると端が途切れてしまうことがあります。そのまま相手先へ送るのではなく、途切れた部分がない状態に調整した上で、出力、送る様にしましょう。

 

まとめ

履歴書は、あなたを表す大事な一枚です。締め切りまで、時間がないからさっと書かずに、落ち着いて、じっくり丁寧に作成して、まずは好印象を与えたいですね。

上記に挙げたポイントを参考に、あなたらしさが表現できる履歴書を作成してみてください。