2023/01/13
ミドルが活躍! 派遣の中心はミドルだ!
“ミドル“と言われる30代半ば~50代半ばの方が派遣で仕事をするのはやばい?!なんて、
ネットでよく散見されます。
果たして実態はどうでしょうか?
いくつかの角度から見ていきます。
1.ミドルが派遣で働くのはやばいのか?!
(参照:総務省 労働力調査/データを加筆)
2021年の総務省 労働力調査によれば、労派遣事業所の派遣社員(=以下、派遣社員)は、141万人で、10年前の2012年と比べると50万人増えています。
この中で、35~44歳の派遣社員は31万人、45~54歳の派遣社員は38万人で、派遣社員全体からみて、それぞれの割合は22%、27%と、合わせて49%と大きく占めてします。
35~44歳、45~54歳の派遣社員の増加割合は、10年前の2012年から、約148%増加しています。
これから見ると、派遣社員の凡そ半数はミドルと呼ばれる年齢層で、しかも、10年前と比べて約148%と大きく増えており、今ではミドル層が派遣で働くのは、珍しいことではなくなっていると推定されます。
派遣社員としてだけでなく、パート・アルバイト、契約社員、嘱託などの非正規社員の割合は、全体の36.7%を占めていることから見ても、正社員以外で働くことは例外ではなくなっているといえるのではないでしょうか。
2.ミドルは仕事を紹介されない?!
上記の通り、ミドルの派遣社員の割合が49%であり、10年前から比べても約148%増加していることから、もはやミドル層は大事な働き手です。
この層だから仕事の紹介が受けられない、というのはない、と考えるのがいいでしょう。
ただし、年齢が上がればこれまでの経験を活かしてほしいと考えるのも、企業側から考えるとありえることだと推測できます。
この経験を武器に望む仕事を紹介してもらえるように、どんどんアピールするのも一手です。
私達が日常の業務を行っている中では、ミドル層歓迎!という風向きを感じています。
実際に、50代半ばの方が長く同じ企業で仕事をされており、派遣先企業からも頼りにされる存在になっている方がいらっしゃいます。
ただ、自分のスキルと、求めるスキルが合わないということが起こるかもしれません。
それでも心配はいりません。実際の業務に付く前に、研修が用意されていますし、その後でも、教えてもらう環境があります。万が一、あまり教えてもらえない、というようなことがあれば、すぐに私どもにご連絡ください。派遣先企業に相談します。このようなことを極力なくすために、事前に約束事を契約としてまとめています。
また、今後の事を考えて働いている最中でもスキルアップを目指したい、という方には、資格取得支援、eラーニングなどバックアップ体制を整えています。
この様にミドルだから仕事の紹介が受けられない、ということはなく、スキルアップが図れる体制を整えて長く働ける環境を整えています。
なんだ、そこまでやばくないのか、と安心する前に、希望する仕事に就けるようになるために、日頃から次のような点に注力して日頃からチカラを蓄えておくといいでしょう。
1. 専門性を高める
〇〇を任せてください、と言えるような分野の深掘りをすることが大事になってきます。自分の専門分野を定めて、日々深掘りしていきましょう。
2. 年単位で経験職歴を高める
経験も大きな武器になります。こんな仕事を○年やってきた、といえるように、少なくとも1年に1回は自分の職歴を棚卸しして、経験の種類を増やしてみるのも一手です。
3. 仕事の希望条件を広げる
あまりにも希望条件を狭めてしまうと、なかなかマッチしない可能性が高くなります。日頃から、条件の幅をひろけるようなスキル、生活をして柔軟性を高めたいです。
この様に、ミドルだからやばい、と一般的に言われているのは、そこまで鵜呑みにしなくてもいいかもしれません。
これから先の派遣社員の比率は高まっていくと推測できますし、その中でのミドル層の伸び率もこれまで同様高まっていくと推測します。
まずは、お気軽に私達に相談してみてください。ご一報お待ちしております。
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